中国湖南攸県警察はUSDT詐欺の拠点を摘発し、容疑者は海外の男性を騙してUSDTを購入させ、マルウェアを通じて不正に資産を移動させていた。

7月30日、攸県警事通報によると、7月24日の未明、中国湖南省攸県公安局刑事捜査隊は局党委の指揮の下、管轄内の「USDT」詐欺拠点を成功裏に壊滅させ、現場で関与した容疑者の唐某、張某、許某の3人を逮捕し、犯行に使用された携帯電話30台以上、コンピュータ10台以上、及び海外のSIMカード30枚以上を押収した。捜査の結果、犯罪容疑者の唐某、張某及び許某は2025年4月以来、複数の海外電話カードを使用して「探探国際版」、telegram、WHATSAPP、Twitterなどのソーシャルツールのアカウントを登録し、犯罪容疑者の張某が修正した美しい写真を使用して、独身の白人富裕女性、海外に住む、暗号資産の世界のプレイヤーなどの特定のキャラクターを作り上げ、海外の26歳以上の男性を友達として追加するよう誘導した。事前に準備したセリフを使って相手とチャットし、恋愛を先に話すことで感情を育み、一定の感情基盤を築いた。その後、相手に暗号資産（USDT）をTrustウォレットに購入させ、その後、より良いマイニングファームのメカニズムやエアドロップ報酬などの政策を紹介することで、ユーザーをウェブサイトのリンクをクリックさせる。被害者がリンクをクリックすると、詐欺団体はマルウェアを植え付けることで、被害者のTrustウォレット内の暗号資産（USDT）を自由に移動させることができる。